4日から徳山ボート「G3オールレディース」開幕 清水愛海 2023年は私の年!!地元徳山から全国区へ

2023年01月01日 07:00

ボートレース

4日から徳山ボート「G3オールレディース」開幕 清水愛海 2023年は私の年!!地元徳山から全国区へ
ボートレース徳山G3オールレディースに出場する地元山口支部の清水愛海 Photo By スポニチ
 Happy New Year!!今年も楽しいボートレース。6月にSGグラチャンがある徳山ボートはもっと楽しい。新年早々、女子レースがやってくる。「G3徳山オールレディース」は1月4日に開幕。スポニチは地元山口支部の清水愛海に熱い視線を送る。養成所時代からただ者ではないと騒がれていた。今年のブレイク間違いなしの23歳。もっと、もっと清水愛海を知りたい、知ってほしい。
 ――昨年11月でデビューから2年が経過しました。
 「あっという間でした。もう2年経ったんだって感じですね」

 ――昨年9月には江戸川と蒲郡で優出。蒲郡の優勝戦は鮮やかに捲り差して、1周2マークは先頭でターンしましたが…。惜しくも初優勝とはなりませんでした。
 「その日は悔しかった。でも反省だけはして、“また頑張ろう”と気持ちを切り替えました」

 ――ボートレーサーになったきっかけを教えてください。
 「119期の高岡竜也さんと親同士が知り合いで。高校で進路を迷っていたときにボートレースのことを思い出して、宮島に観に行ったんです。スピードがあってカッコイイ!ってなって、その日にはなりたいと思っていました」

 ――養成所には何回目の受験で?
 「4回目です。これで落ちたらもう…って思っていたら合格できました」

 ――入るまでに苦労されたんですね。
 「とにかく勉強を頑張らないとって思って。高校3年の時、妹と一緒に、妹と同学年の中学生にまじって週5くらいで塾に通ったり、体が硬かったので家やジムで柔軟とかやりました」

 ――ボートレーサーになっていなかったら?
 「理学療法士と迷っていたんです。理学療法士の専門学校に見学に行った際に、寮がたまたま福岡ボートの近くで。ベランダに出たら、エンジン音が聞こえて(笑い)。これはもう、(ボートレーサーになる)運命だ!って思いましたね」

 ――晴れてボートレーサーになり、1月からは127期で唯一、A2に昇格しました。清水選手のレーススタイル、ファンに見てほしいところは。
 「握っていく旋回が好きで、攻めていくところを見てほしい。でも差しや小回りも大事なので、オールマイティーに走れるようになりたい」

 ――これまでのベストレースを教えてください。
 「(昨年)2月2日の大村12Rで、3コースから捲って勝ったんですけど、同期で仲がいい川井萌とワンツーが決まって。それが印象に残っています」

 ――ルーティンみたいなものはありますか?
 「特にないですけど…。同期の川井萌とおそろいで買ったネックレスをレース中につけています。星形のやつです。買った次の節でお互いに初めて予選を突破できたので、それにあやかってですね」

 ――川井選手とはかなり仲が良さそうですね。同期の話も出てきましたので、ちょっとプライベートの話にも。好きな食べ物はなんですか?
 「鍋ですね。鍋ならなんの味でも」

 ――オフの過ごし方や趣味、リフレッシュ法を教えてください。
 「同期と遊んだり、同支部の先輩の福山恵里奈さんとご飯に行ったり。よく川井と旅行に行きます。先日は同期5人(川井、松本怜、内山七海、丸山祐也)で福岡県糸島市のカキ小屋=写真=に行ってきました。あとは三姉妹なんですけど、3人で温泉に行ったり、カラオケに行ったりです。寒くない時期はたき火やキャンプもやっていました」

 ――尊敬している、憧れの選手はいますか?
 「師匠の原田篤志さんと浜田亜理沙さんです」

 ――浜田選手は少し意外でした。
 「道中の追い上げがカッコよくて憧れてます」

 ――2月に蒲郡で開催されるレディースオールスターはファン投票10位での出場が決まりました。
 「びっくりしました。凄く嬉しいんですけど、まだまだ実力が伴っていないのにって感じです。でも選んでくださった方のためにも結果で恩返ししていきたいです」

 ――今後の目標についてお聞かせください。
 「スタートが早いタイプではないので、とにかくターン勝負がしたい。1等で出てこられなかったとしても、道中で追い上げられる選手になりたい。課題はスタートとペラ調整ですね。あとはまだ女子戦でしか予選突破ができていないので、混合戦でも予選を突破したいです」

 ――23年はうさぎ年。年女ですね。新年初戦はデビューの地であり、初1着も挙げた地元の徳山で行われるオールレディース。意気込みを聞かせてください。
 「徳山ではなかなか成績を残せていないけど、お世話になっているので結果を残したい。まずは予選突破を狙って頑張ります」

 昨年末のクイーンズクライマックスシリーズ戦では初日から存在感を大いに示した。ファン投票結果でも分かるように、清水への期待値はかなり高い。23年は年女。さらなる飛躍は間違いなしだ。

 ◇清水 愛海(しみず・あみ)1999年(平11)11月23日生まれ、山口県柳井市出身の23歳。中学時代は陸上部、高校時代はバスケットボール部に所属。ボートレース養成所では女子で史上初めてリーグ戦勝率1位に輝き、山口支部所属の127期生として20年11月に徳山でデビュー。21年10月の徳山で初1着。デビューから1年11カ月目の22年9月江戸川オールレディースで初優出(5着)を果たし、同月の蒲郡ヴィーナスシリーズで準V。23年の下関フレッシュルーキーに選出される。1メートル59、血液型O。

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