【船橋記念】ティアラフォーカス重賞初戴冠!ゴール直前差し切り

2023年01月19日 05:00

競馬

【船橋記念】ティアラフォーカス重賞初戴冠!ゴール直前差し切り
ゴール前の接戦を制したティアラフォーカス Photo By スポニチ
 短距離重賞「第67回船橋記念」が18日、船橋競馬場で行われた。3番人気のティアラフォーカスが差し切り優勝、重賞初制覇した。同馬と2着キモンルビーには「第14回フジノウェーブ記念」(S3、3月9日、大井)への優先出走権が与えられた。
 勝負根性を見せつけた勝利だった。直線残り200メートル。大外に持ち出して追い出すが前との差がなかなか詰まらない。すぐ左のブンロートには並んだが、さらに内からキモンルビーが先に抜け出した。後は和田がこん身の左ステッキの連打。諦めずに追い続けるとそれに応えるように、もうひと伸びしてゴールでは半馬身抜け出していた。

 立ち遅れ気味のスタートに加え、終始外々を回されたことを考えれば着差以上の強さだった。「スタートの分は二の脚で取り返してくれた。直線は並んだらしぶといので、どうにかしのいでくれと願いながら追っていた。勝てて良かったし改めて強さを感じた」と和田は満足そうな表情で振り返った。「能力が高いのは分かっていたので早めに重賞が勝てて良かった。今後は権利を獲ったレースを含め短距離の重賞路線を歩ませたい。最大目標は秋のJBC(スプリント)になる」と宗形師。4歳を迎えたばかりの短距離界の新星から目が離せなくなってきた。

 ◆ティアラフォーカス 父パイロ 母リシャールサーバー(母の父フサイチリシャール) 牡4歳 大井・宗形竹見厩舎 馬主・藤本栄史氏 生産者・北海道日高町の槙本牧場 戦績13戦6勝 総獲得賞金3193万円。

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