【江戸川・G1関東地区選手権】石渡鉄兵 9年ぶり4度目のG1制覇!得意水面で圧逃

2023年02月16日 04:55

ボートレース

【江戸川・G1関東地区選手権】石渡鉄兵 9年ぶり4度目のG1制覇!得意水面で圧逃
石渡鉄兵 Photo By スポニチ
 ボートレース江戸川のG1「第68回関東地区選手権」は15日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の石渡鉄兵(48=東京)がイン逃げ圧勝。当地23度目、14年2月の平和島地区選以来となる4度目のG1制覇を果たした。石渡は優勝賞金480万円と3月16日から平和島で開催されるクラシック出場権を獲得した。
 コンマ11のトップスタートからのイン先マイ。誰一人、“江戸川鉄兵”に抵抗できなかった。「畑田君が握ってくるのは分かっていた」。石渡らしく静かに振り返った。

 前検日から十分な手応えを得ていた。2日目3Rで自信は確信へ。最後方からぐんぐんと位置を上げ、終わってみれば2着。レース場から“追い抜き敢闘賞”を贈呈された。「エンジンの良さを確信した」。あとは自分のペースで突き進むだけだった。

 「昨年末から調子が上がってきた。モチベーションが上がっているのは分かっていたが、ここまで上がるとは。息子に感謝ですね」。長男・翔一郎が131期の修了記念を優勝し、昨年11月にデビュー。24走目で早くも初勝利。父の背中を追い始めた。負けていられない。「もう少し威張っていたいですから」。9年ぶりのG1制覇に目を細めた。

 「毎年、前年よりも稼ぐ気持ちで走っている。そして地元でSGがあれば権利を獲りたい」。有言実行。平和島のクラシックの権利を獲得した。「哲(山田哲也)と一緒に盛り上げたい。そして同じ中年の方に、まだまだ頑張れることを伝えるためにもキャリアハイを目指したい。とにかく相性がいいので思い切り走るだけ」。江戸川だけではなく平和島も大の得意水面。“息子よ、見ていろ”と言わんばかりに胸を張った。

 【次走】優勝した石渡鉄兵、そして飯山泰は21日からの戸田G3企業杯で服部幸男、中野次郎、長田頼宗らと優勝を争う。畑田汰一は25日からの福岡一般戦で田中信一郎、辻栄蔵、毒島誠らが相手。大池佑来は28日からの芦屋G1全日本王座決定戦で松井繁、石野貴之、馬場貴也ら強豪が参戦。佐藤翼は21日からの若松一般戦で菊地孝平、田村隆信、平本真之らが出場。中沢和志は25日からのとこなめ一般戦で浜野谷憲吾、中辻博訓、前沢丈史らと相まみえる。

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