【浜名湖ボート G1第68回東海地区選手権・最終日】徳増秀樹が圧逃V

2023年02月16日 20:01

ボートレース

【浜名湖ボート G1第68回東海地区選手権・最終日】徳増秀樹が圧逃V
東海王者に輝いた徳増秀樹 Photo By スポニチ
 ボートレース浜名湖のG1「第68回東海地区選手権」は16日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の徳増秀樹(48=静岡)が逃げ圧勝。18年2月の東海地区選手権(とこなめ)以来となる4度目のG1制覇を果たした。徳増は優勝賞金480万円と、3月16日から平和島で開催されるクラシックの出場権を獲得した。3コース捲り差しが流れながらも、耐えた服部が2Mを先取り2着。3着は井口。
 進入はスタート展示同様に赤岩が前付けに動き、1235対46。簡単ではなかったが、それでも「浜名湖で負けたくない」。昨年5月に支部長の任に就いた徳増が、入魂のコンマ09トップスタート。付け入る隙を与えず、1Mでライバルを一気に突き放した。

 ゴールの瞬間、ファンに感謝の“敬礼”ポーズ。「昨年はオーシャンCの準優でフライングをして迷惑をかけてしまった。またSGに復帰できる。成長したところを見せたい」。今節も調整面で、その成長したところを見せた。銘柄級の7号機を獲得したが、序盤は納得できず。「伸びがいいイメージだったが、そうじゃなく舟を返さなきゃいけないと切り替えた。そこで修正できたのが大きかった。今年のテーマは“焦らず”」。積み上げたものを一度リセットする。俯瞰(ふかん)して見る。熟練ならではのアダルトな視点を身につけた。

 「3年前にSGを獲ったが、その時より今の方が強くなっていると思う。目指すところはグランプリ。休まずコツコツと積み上げていければ、手が届くところにいくんじゃないかな」。「今の自分が最強」。それを証明するべく、SG戦線に復帰する。

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