1月17日に発表された「NARグランプリ2022」の表彰式典が16日、都内のホテルで行われた。式典の前に記者会見を実施。黒船賞、かきつばた記念を制し、年度代表馬に選出されたイグナイター(牡5=兵庫)を管理する新子(あたらし)雅司師(44)は「ずっと獲りたかった賞なので、うれしく思う」と兵庫所属馬としては26年ぶり2頭目の快挙を喜んだ。「かしわ記念を考えている。その後は、もう一度南部杯(昨年4着)にチャレンジして借りを返したい」と今年の活躍を誓った。まずは黒船賞(3月14日、高知1400メートル)連覇を目指す。
南関東牝馬クラシック2冠を含む重賞5勝を挙げ、3歳最優秀牝馬を受賞したスピーディキック(牝4=浦和)は19日、フェブラリーSで中央G1獲りに挑む。藤原智行師(46)は「G1に向けて鍛えてきた。いい状態で出走できると思う」と期待を込めた。