阪神9R・すみれSは、超高額馬対決を制した。21年セレクトセール1歳セリで2億4200万円(税込み)の値が付いたシャザーン(牡=友道、父ロードカナロア)が外から鋭く伸び、内を突いた同セール2億8600万円のショウナンバシットとの追い比べを制した。
初コンビで1番人気に応えた岩田望は「スタートでちょっとつまずいた。馬のリズムで運び、直線勝負でしっかり脚を使ってくれました」。母に16年エリザベス女王杯を制したクイーンズリングを持つ良血。「まだ余力残しで勝てたし、上を目指せる馬だと思います」とさらなる飛躍に期待を寄せた。次走は未定。