【高知・G1全日本選抜】井上 12R古性本命も吉沢絡み穴 吉岡 古性中心で

2023年02月26日 05:00

競輪

【高知・G1全日本選抜】井上 12R古性本命も吉沢絡み穴 吉岡 古性中心で
“鬼脚”井上茂徳 “F1”吉岡稔真 最強ライントーク Photo By スポニチ
 井上 準決勝を振り返る。10Rは町田の逃げを渡辺雄が巻き返して踏み合い、新田が仕掛ける流れになった。吉沢は吉田拓が内にいたので新田―佐藤に続く流れから抜け出した。
 吉岡 今回の新田は1着こそないが早めに仕掛けて勝ち上がっているし内容はいい。松浦は町田の逃げに乗れたが今回の状態から抜け出せなかった。

 井上 吉沢は初日に(山田)庸平の飛び付きを外並走で競り勝っているように状態がいい。深谷は渡辺雄の仕掛けに乗って抜け出す展開に見えたが沈んだ。

 吉岡 深谷は番手戦に慣れてない。ラインの並びは本人が決めることだが深谷は自力が持ち味と思う。今後も郡司や渡辺雄と同乗する時は並びが注目される。

 井上 3着に突っ込んだ香川の差し脚は48歳の年齢を考えれば立派の一言。

 吉岡 地元四国地区のG1で決勝戦に進出したのは香川1人。意地を見せた。

 井上 11Rは犬伏が突っ張って北井を不発にして新山響を内に詰まらせる走りを見せた。守沢―成田が郡司に続く流れから守沢が外を踏み込んで成田が差した。

 吉岡 成田は復活して差し脚が戻ってる。北井に任せた郡司は北井が止まった時点で外に行けば流れは違った。もったいなかった。

 井上 119期の北井と犬伏は良い経験になったと思う。12Rは2日目スタールビー賞で不発の脇本の走りが注目されたが自分のパターンに持ち込んでラインで上位独占した。

 吉岡 真杉はあの流れになったら脇本と先行争いする強い気持ちで向かってほしかった。真杉が踏めば平原が仕事をしてくれる。最終Hで脇本相手に下げたら捲れるはずがない。

 井上 決勝戦。近畿勢対北日本勢が最大の焦点。脇本と新田。東京五輪代表の2人が先頭でラインもともに3車。脇本と新田の戦いが流れを左右する。

 吉岡 脇本が1番車で新田が2番車。スタート争いも見所の一つ。脇本が前受けになれば新田の上昇に合わせて突っ張りが予想される。新田が前受けならペース次第で近畿分断もある。

 井上 脇本は新田より踏める距離が長い。番手の古性は位置取りの厳しさ、ハンドルさばきも含めオーラがある。今回の古性なら差す。<7><1>本線に<7><9>、<7><2>。穴は吉沢の絡み。

 吉岡 僕も古性中心に<7>=<1>から入る。新田がダッシュを生かした攻めで脇本―古性の3番手に飛び付いたケースの<7>=<2>、<7>=<9>を押さえ。

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