阪神8R・4歳上2勝クラスは、昨年11月26日に落馬負傷(腰部の破裂骨折)し、休養を強いられた池添謙一(43)がスミ(牝4=高橋亮)とのコンビで勝ち、今月11日の復帰後、初勝利を挙げた。
「ようやくですね。復帰して2、3週目になり、少し焦る気持ちも出てくるところだったので、ホッとした部分が大きいです」と安どの表情。11月19日以来、約3カ月ぶりの勝利を挙げた鞍上は「これからまたやっていけそうです(笑い)。一つずつ積み重ねていければ」と気を引き締めた。レース後の検量室前には、この日の競馬で引退となる父・兼雄師も出迎え「勝ってくれて良かったよ」と息子の勝利を喜んだ。