【フィリーズR】ポリーフォリア最高潮!3頭併せで伸び伸び先着 自己ベスト6F84秒3

2023年03月09日 05:30

競馬

【フィリーズR】ポリーフォリア最高潮!3頭併せで伸び伸び先着 自己ベスト6F84秒3
3頭併せで追い切るポリーフォリア(左)(撮影・郡司修) Photo By スポニチ
 阪神日曜メインの桜花賞トライアル「第57回フィリーズレビュー」(3着まで優先出走権)の追い切りが8日、東西トレセンで行われた。連勝中のポリーフォリアは美浦Wコース3頭併せで伸び伸び先着。クラシック権利獲りへ好調をアピールした。
 鈴木伸師の超抜仕上げだ。Wコースでの3頭併せ。ポリーフォリアは16秒3→15秒3→14秒7→13秒9→12秒6→11秒5の加速ラップを刻み、6F84秒3、5F68秒0の自己ベストをマーク。推進力ある走りでフィードバック(7歳障害オープン)、ウインルピナス(3歳未勝利)に1馬身半先着した。「いい動きだね。好調をキープできている」と師も満足げな表情だ。

 1週前追いも抜群だった。Wコース馬なりでラスト1F自己ベストの11秒4。シャープな脚さばきを披露した。「しっかりしてきたね。緩さがなくなってきている。具合はいいです」。短期放牧明けでも調整に抜かりはない。

 「ハミがかりが良すぎる馬。最初から短距離を使うと、その後に距離を延ばしにくくなると考えた」。新馬戦はあえて東京芝1800メートルを選択。6着に敗れたものの、距離を短縮した2戦では見事に連勝を飾った。中山芝1600メートルの未勝利戦は逃げ切り。東京芝1400メートルの1勝クラスは折り合いを欠くことなく2番手から快勝。センスと勝負根性を感じさせるレースぶりに「スタートと、長い脚を使えるところがこの馬の良さ。中団でも競馬はできるけど、良さを生かすなら先行策がベストかな。気性面に問題はないし、ハナにはこだわらないよ」と鈴木伸師は好評価。続けて「ペースが上がった方がいいタイプ。重賞の1400メートルは合うだろうね」と舞台適性に太鼓判を押した。

 師が「唯一の不安」として挙げたのは初の長距離輸送。ここまで馬体減が続いている点に関して「初戦が太めだったから、それは問題ない」と話した上で「牝馬だし、前日輸送で間違いなく体重は減る。どこまで持ってくれるか」と愛馬を心配する。大きな壁を乗り越えた先には、桜花賞(4月9日、阪神)の頂が見えてくるはずだ。

おすすめテーマ

2023年03月09日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });