【佐賀9R 第20回はがくれ大賞典】ヒストリーメーカーが混戦を断つ
2023年03月12日 10:00
競馬
23年から佐賀の手島厩舎に移籍し、初戦は姫路で行われた2月の「白鷺賞」。大会2連覇中だったジンギを抑えて1番人気に支持されると、アタマ差でジンギを振り切って9歳にして重賞初制覇を果たした。
九州大賞典を4連覇するなど、佐賀中長距離界の絶対的エースだったグレイトパールが先月の佐賀記念を最後に引退。重賞初勝利を手土産に佐賀で初出走するヒストリーメイカーは、ここを勝ってエース争いに名乗りを上げるつもりだ。陣営も「順調。白鷺賞よりも状態はいい」と仕上がりに胸を張る。
ヒストリーメイカー。実にいい名前ではないか。ここからは佐賀で新たな歴史をつくっていってもらおう。(本間 正則)
(1)インウィクトス(真島調教師補佐)初めての長い距離でメンバーもそろっている。トビの大きい馬なので対応してくれたらいいね。
(2)メイショウワザシ(宗形師)間隔の空いた前走を使って上積みがあるし状態はいい。コース経験もあるし、地元に強い馬はいるが何とか結果を出したい。
(3)メイプルブラザー(大山師)追い切りはしっかりとやれた。中間はいい感じで進めることができている。馬場替わりも好材料だし、これから暖かくなる季節も合う。どんな競馬ができるのか楽しみ。
(4)ヒストリーメイカー(手島師)ここまで順調。このメンバーだったら、1周目でペースが遅かったら自分でハナに立つ。それくらいのレースがしたい。白鷺賞より状態はいい。順調だけど輸送がない分、馬体重が増える。(馬体増を)10キロくらいに抑えてくれれば。
(5)フワトロ(林師)毛ヅヤが良くなってきたし前走よりいい感じ。条件的にいいと思うので、あとは輸送をクリアできれば。
(6)ウノピアットブリオ(坂井師)変わらずいい状態で来ている。これを維持してほしい。自分の走りをしてほしいね。
(7)グリードパルフェ(田中師)前走と変わりなくきています。良くも悪くもなく、普通の状態ですね。メンバーがどうかというのはありますけど、善戦できれば…と思っています。
(8)シャンパンクーペ(山田徹師)前走の白鷺賞から帰った後に針を打った。そこからどう、自分の競馬ができるかですね。
(9)アイリッシュセンス(真島調教師補佐)ここに向けて順調に来た。相手関係がどうか。位置取りはゲートを出たなりで。砂をかぶってもついていける。
(10)ミスカゴシマ(平山師)状態は変わらず。メンバーはそろっているが、前々に位置したい。ハナを含めて先行して、どこまで粘れるか。