【多摩川・G1ウェイキーカップ】毒島 15度目のG1制覇!トップS独走、昨年リベンジ
2023年03月12日 05:00
ボートレース
「スタートは見えていた。今シリーズは調整に苦労したが優勝戦は全部が仕上がっていた」。予選、準優とターンの威力一本でしのいだが、ここ一番は機力、スタート力、旋回力と全てを整え、SG7Vの実績を見せつけた。
茅原悠紀の捲りを許し、1号艇から3着に敗れた前回67周年記念のリベンジを果たした。そして何よりも自信を取り戻せたことを喜んだ。「グランプリシリーズでインから飛んでしまい、グレードレースを獲る自信をなくしていた。この優勝で気持ちが楽になりました」。次節は平和島クラシック、5月には芦屋のオールスターが待っている。20年のチャレンジカップからSG優勝が遠のいている毒島だが、最高のリズムで23年のSG戦線に乗り込む。
◆次走 優勝した毒島誠、そして船岡洋一郎、池田浩二、深谷知博は16日からの平和島SGボートレースクラシック。松井繁、石野貴之、馬場貴也、桐生順平、遠藤エミら強豪と優勝を争う。中島孝平は16日からの若松一般戦で吉川元浩、萩原秀人、黒井達矢、河野大、入海馨らが相手。黒野元基は17日からの福岡ルーキーシリーズ。豊田健士郎、竹下大樹、安河内健、中亮太、定松勇樹らと相まみえる。