【別府・G2ウィナーズC】松浦が復活V!相性抜群の大会で結果出せた 脇本にも踏み勝った

2023年03月22日 05:00

競輪

【別府・G2ウィナーズC】松浦が復活V!相性抜群の大会で結果出せた 脇本にも踏み勝った
ウィナーズカップを優勝して賞金ボードを掲げる松浦 Photo By スポニチ
 別府競輪のG2「第7回ウィナーズカップ“オランダ王国友好杯”」の決勝戦は21日、第12Rで行われ、松浦悠士(32=広島)が優勝。賞金2581万円(副賞含む)を獲得した。松浦のウィナーズカップ優勝は20年以来2回目。
 反撃開始は好相性の大会から。5年連続のグランプリ出場を目指す松浦が、3年ぶりのウィナーズカップVで今年初優勝を飾った。

 「1、2月が本当に苦しかった。ここで結果を出さないと、という思いを持って来ていたし、結果を出せて良かった」

 S級S班5年目に突入した23年は体調不良で当日欠場から始まり、ここまではらしくない走りが続いた。

 「脚の感じは全日本選抜から良くなっていたけど、あの時は迷いがあった。それが前回の松山記念で吹っ切れた。相性がいい大会なので、なんとかなるかなという感覚があった」

 2、2、3着での決勝進出。準決勝は目標が大きくブロックされてあおりを受ける中で俊敏に立て直した。

 「準決勝で落車しなかった運もあった。決勝はだいたい思った通りの展開になったし、8番手になったけど落ち着いていた。要所の判断や脇本さんに踏み勝てて、戦える自信が戻った」

 古性マークからVロードが見えていた脇本の内へ瞬時にもぐり込み、鋭く抜け出した。

 「タイトルを獲ってグランプリに出るのが一番。G1で自分の力で戦えるかがテーマになる。しっかりと脚をつけていきたい」

 次のビッグレースは5月2日からの平塚ダービー。自信を取り戻した松浦が、近畿優勢の流れをかき乱す。

 【次走】優勝した松浦悠士は26~29日の玉野G3、2着の脇本雄太は4月6~9日の高知G3、3着の守沢太志は4月1~4日の四日市G3。

 ◇松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年(平2)11月21日生まれ、広島県広島市出身の32歳。市立広島工高卒。10年7月プロデビュー。通算成績は1134戦331勝。通算取得賞金は7億9688万円。主な優勝はG1第61回競輪祭(19年)、G2第4、7回ウィナーズカップ(20、23年)、G1第63回オールスター(20年)、G1第75回日本選手権(21年)、G2第17、18回サマーナイトフェスティバル(21、22年)。1メートル68、73キロ。血液型O。

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