<松戸初日S級予選>小笠原光(26=岩手・117期)が最終ホームから巻き返し、別線の抵抗を何とか乗り越えて1着。小笠原は「失速したが、3着までは行けるかなと思って踏みやめなかったら運良くアタマまで届いた。1着だけど、何とか勝ったというか納得はできない感じですね」と不満顔だった。ただ、日本が優勝したWBCの話になると「もちろん見てましたよ。小、中学校と野球をやっていたし、高校で花巻東に行っていれば良かったかも。今、大谷さんの連絡先を知っていたかもしれないですね(笑い)」と目を輝かせ話した。3場所ぶりの決勝入りを目指す準決に向けても「佐々木朗希選手も岩手出身だし、自分もWBCの流れに乗りたいですね」と意気込んだ。