完全Vかと思われた白井英治(46)は結局、25日の優勝戦は2号艇となった。序盤3日間は5戦無傷。ただ「4日目からしっくりきていない」というように、その後は3、3着と崩れて予選首位の座を高野哲史(33)に譲ってしまった。5日目は準優前の前半5Rも3着。さすがに1号艇の準優11Rは圧倒したが。仕上がりに不満を隠さない。「合っていない状態でも足負けはないけど、行き足がきていないからスタートが届いていない。合えば十分に優勝が狙える足なので合わせたい」。勝てば来春SGクラシック出場の目安となる5Vを早々に達成。気配アップに成功すれば、白井のスーパー差しハンドルがサク裂だ。