高木真備さんトークイベント「競輪場って素敵なところです」
2023年03月25日 19:51
競輪
高木さんは「私は(たたき上げの)伊東泉タイプかな。競輪はレースが終わればライバルと3泊4日、一緒に(競輪場で)過ごす世界。誰かが優勝すれば、おめでとうと言うし、自分が勝てばおめでとうと言われる。そんな時、ライバルが仲間になる。不思議な感情が湧きました」と競輪の世界が持つ独特な魅力を語った。
21年にガールズケイリンの最高峰「ガールズグランプリ」を制し、翌22年春に電撃引退した高木さん。「賞金女王になるという夢を持って競輪選手になった。そして、それがかなった。だから競輪界に悔いはありません」と語る。ただ、今も競輪という世界は大好きだ。「競輪は賭けの対象というだけじゃない。スポーツです。そして競輪場は選手が懸命に戦う姿を見ることができる素敵なところ。レースにも魅力があって、タイムトライアルでは絶対に勝てないような、たとえば児玉碧衣選手(27=福岡)が相手でも、競輪になれば展開次第でチャンスがあるんです」と話した。
アニメのキャラクターにできそうな現役時のライバルとして小林優香(29=福岡)の名を挙げた。「優香さんはレースでは強いけど、普段は可愛くて大好き。一緒にダラダラ、まったりするんです」。そして最後にこう語った。
「私もスポーツ漫画は大好き。ぜひ、女子競輪の魅力をリンカイ!で知ってほしい。選手にとってもモチベーションになるはずです」