ボートレース三国のスカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第8戦「三国プリンスカップ」は19日、第12Rで優勝戦が争われ、原田才一郎(26=福岡・122期)が2コース捲りで優勝。コンマ01の極限スタートで自身&今年2回目の栄光をつかんだ。2着がマーク差しの高橋竜矢、3着が接戦を制した石田貴洋で、3連単<2><3><5>は4万2030円(55番人気)の大波乱。人気を背負った1号艇の中村日向は6着に敗れた。
圧巻の2コース全速捲りで同期を沈めた原田は「とにかく日向に勝ちたい一心でした。だいぶ伸びていたので、勝つとすればスタートかなって思っていました。帰りが一緒なんで気まずいですね(笑い)」と振り返った。一方インの中村もF持ちにしては精いっぱいのコンマ05を刻んだが「あれ以上はいけません。限界です」と潔く脱帽。ただただ原田が凄かった北陸ファイナルだった。
「ニヤニヤしながら見ていると思いますよ」と言う父は元レーサーの原田富士男さん。G1を2回制した父に追いつけ追い越せ。原田はさらに強くなる。