【天皇賞・春】ジャスティンパレス 元気いっぱい!名手ルメール好感触、スムーズに先着
2023年04月27日 05:30
競馬
「無理しないで併せに行って、馬の反応がどうかを感じました。動きは良かったです。元気いっぱい。序盤は一生懸命走っていたけど、最後は大きなストライドを使って走っていました。前走はいい瞬発力を見せましたし、リラックスして走れればと思います」
前走後は短期で放牧に出された。帰厩後は日曜に坂路、水曜にCWコースと的確なインターバルを置いて攻めを重ねた。1週前追い切りはCWコースで6F81秒0~11秒4。ラスト2F22秒8はその日3位タイの数字だった。杉山晴師は「1週前も若干馬場が悪かったですけど、道中で折り合いがついていました。先行馬の外を回して負荷をかける形。追ってからの反応は素晴らしかったですね。ここに来て充実しています」と成長を感じる口ぶり。
前走の阪神大賞典はプラス16キロでV。数字が物語るように、着実にパワーアップを遂げている。鞍上のルメールはこのレースをフィエールマンで19&20年と連覇。京都競馬改修前ラストの春盾を制している。鞍上は「天皇賞はスペシャルなイベント。新しくなった競馬場で最初のG1を勝てば、みんな覚えてくれます。新しい京都競馬場でG1を勝ちたいですね」と意気込んだ。ディープインパクト産駒と名手の絶妙タッグ。上がり目十分の4歳馬が新生京都で主役に躍り出る。