登みひ果 母のようなレーサー目指す“原石”

2023年04月27日 04:55

ボートレース

登みひ果 母のようなレーサー目指す“原石”
母のような息の長い活躍を目指す登みひ果 Photo By スポニチ
 【女神にキュン】憧れだった母のように愛されるレーサーを目指す。昨年11月にデビューした登みひ果の母は、名バイプレーヤーとして長きにわたって活躍した登みつよさん(16年11月引退)。幼少の時から楽しそうに仕事に向かう母の姿を見て自然とボートレースに興味を持った。
 「きつい時もあったかもしれないけど、母は私にあまりそういう姿を見せませんでした。そんな生き方がカッコいいなって、憧れに変わりました」

 ボートレーサー養成所の試験は8回目で突破。何度もはね返されて心が折れかけたが、決して諦めることはなかった。その当時の経験は晴れて選手になった今も根底を支えている。

 「今はできないことの方が多くて、はいつくばっている感じはあります。でも諦めたら終わり。1着が獲れなくても一つでも上の着を目指したいです」

 目下の目標はデビュー初白星。そこには、一つこだわりもある。「できれば外から勝ちたいです。攻めるレースができる選手は魅力があるし、私もそうなりたいので」と意欲。スタート、ターン、整備技術…。足りないものを磨きながら“原石”は輝きを放つ日まで走り続ける。

 ◇登 みひ果(のぼり・みひか)1999年(平11)10月9日生まれ、兵庫県出身の23歳。131期生として22年11月に尼崎でデビュー。養成所のリーグ戦勝率は4・63(1優出1V)。中学、高校時代は陸上部で中長距離を専門。目標の選手は母の同期でもある角ひとみ。1メートル49。血液型B。

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