全艇がコンマ0台の激しいスリットになった5日目準優9R、西舘健(38=東京)は枠なり3コースからの握り差しでイン国崎、2コース北村の間を突き抜けたかに見えた。
本人も「(差しが)入ってました」と、1周1マークの攻めを振り返ったが…。「出口でもつれたのがアンラッキーでしたね」と“惜しい”3着に終わり、複雑な表情を見せた。それでも「こん身のスタートでいいのが行けたし、1コーナーも完璧なハンドルが切れたと思ったし、何より足も完璧でした」と納得する部分も多かった。
「あと1日、微調整で頑張ります」と語る最終日、出番は5号艇の4Rと絶好枠の10Rだ。