【蒲郡・G1オールジャパン竹島特別】吉田 4度目のG1制覇!2コース会心差し、初日1500勝で勢い

2023年06月07日 04:55

ボートレース

【蒲郡・G1オールジャパン竹島特別】吉田 4度目のG1制覇!2コース会心差し、初日1500勝で勢い
鈴木寿明蒲郡市長から純金メダルを受け取る吉田拡郎(右) Photo By スポニチ
 ボートレース蒲郡のG1開設68周年記念「オールジャパン竹島特別」は6日、12Rで優勝戦が行われ、吉田拡郎(41=岡山)が2コースから差して優勝。19年6月の児島周年以来、通算4度目のG1Vを成し遂げた。なお2着は赤岩善生、3着は岩瀬裕亮が入った。
 優勝戦は、本番で4コースとなったチルト3度の菅がスタート不発。1Mはイン赤岩との一騎打ちとなり、吉田が差しハンドルでバック並走に持ち込む。伸び比べには自信があったし、2Mでも赤岩の差し返しを許さなかった。レース後は「2周ホームでは赤岩さんの、へ先が入っていたのでびっくりした。確信したのは2周2M。4カ月休んでB級に落ちたり、つらい4カ月だった。久しぶりの美酒に泣きそうです」と感慨深げだった。

 初日の2走目に通算1500勝を達成した吉田は「勢いに乗れたレース。6号艇での1着が50%で、メモリアルの1500勝が50%。あのときの他5人に感謝したいぐらい。縁起が良かったと思います」と振り返った。ここからは、さらに5勝を刻む活躍ぶり。話題豊富な6日間だったが、振り返ると初日から最終日まで“拡郎劇場”だった。

 「凄くターンの感じが良くなっていたので、菅君と赤岩さんがやり合えばチャンスはあるかなと思った」と吉田。日ごろはひょうひょうとしているが、この日ばかりは喜びを爆発させた。そして「SGを走れる限り、目標は賞金王です」ときっぱり。今後の走りにも注目が集まりそうだ。 

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