【三国ボート スポーツニッポン創刊75周年記念 第51回しぶき賞】馬場貴也 遠征陣29年ぶり制覇
2023年08月18日 16:06
ボートレース
「素直にうれしい。三国はデビューした地なので、自分は地元と思ってます」
優勝戦当日は体感のズレを修正しようとペラ調整を施したが「合ってなかった」と明かした。それでも、インから「しっかり行けた」コンマ05の仕掛けでスリットを通過すると、スキを与えず1周1Mを先マイ。バックで後続に差をつけ、29年ぶりの“アウェーゴール”へと突き進んだ。
この夏はSGオーシャンカップ(児島)優出、そして2節連続優勝と好調な足取りで来ている。「昨年まで夏場は苦手だった」が「ターンの乗り心地を大事にしているので、その辺で回転が合ってるのかな」と改善できた理由を語った。
次走はSGメモリアル(22~27日、福岡)。「うねりは得意じゃないんですけど、これ以上ないリズムで行けると思うので勢いを生かして結果を出したいですね」と前向きだ。
そして来月、再び三国に登場する。9~14日のG170周年記念だ。「これ以上ないレースをできるよう頑張ります」と地元ファンの前でアピールして締めくくった。
◇馬場 貴也(ばば・よしや)1984年(昭59)3月26日生まれ、京都府出身の39歳。滋賀支部の93期生として2003年11月、三国でデビュー。通算58V(SGは18年芦屋チャレンジCなど3V、G15V)。同期に渡辺浩司、長田頼宗、杉山裕也ら。1メートル68。血液型A。