準優10R3号艇で出走した永井源(43=愛知)が、2周1Mの逆転劇で2着を確保。17日、12Rで行われる優勝戦の6枠に滑り込んだ。その準優は、差した2号艇木下翔太と握った永井で2着争い。2Mを握った木下に対し、4号艇を回しての差しになった永井の態勢が不利になったが、2周1Mで少し木下がもたついた隙を突いて再度差し返し。そこから伸びの良さを発揮してバックで突き放した。
「足はいいです。レースがちぐはぐ。自分の問題ですね。出足、行き足、伸びにつながる辺りがいい。乗り心地も来て舟がしっかり返る。エンジンはいいので後悔のないように走りたい」。関東5場でまだ優勝がないのはここ多摩川のみ。大一番へ向けて改めて気を引き締めた。