大事な白カポック戦を生かせなかった。初日2R1号艇の宮迫暢彦(55)はイン戦3着。スタート展示3メートル→本番6メートルと強まった向かい風にスタートを合わせ切れなかったのが敗因だ。「道中で諦めずに走って3着に来られたのは良かったけど、F持ち相手に地元であのスタートはいただけないです」。レース後はコンマ20のスタートを反省した。「1号艇なのに周回タイムが出ていなかったのが気になったので」と整備室へ向かって今度はリング交換。たっぷりあった時間を調整作業に費やした。「ペラ調整は最近、当たっているからね」と自信もチラリ。今期勝率5・34で、13期ぶりのA級復帰も見えている。今が正念場。2日目1、8Rでポイントを重ねたい。