今年限りでの引退を公表していた欧州を代表する名手ランフランコ・デットーリ(52=イタリア、写真)が12日、自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿。引退プランを撤回し「来年は米国で(騎手としての)キャリアを継続することを決断した」と表明した。
英競馬メディア「レーシングポスト電子版」によれば、米国のサンタアニタを拠点に騎乗する予定で、中東や欧州で騎乗する可能性もあると認めている。デットーリは8月に英G1インターナショナルSを制するなど、自らラストシーズンとうたった今年も大活躍。レーシングポストの取材に「最後の年がこれほど成功するとは予想していなかった。今はまだやめる準備ができていない。まだ需要があるし、新しい将来のため、クリスマス前にカリフォルニアに移動する」と語っている。