お話上手な競馬関係者増えた

2023年10月29日 09:30

競馬

お話上手な競馬関係者増えた
ターフトピックスレポーターをやっていた頃の1枚 Photo By 提供写真
 【六車奈々のナナイロ馬券】「トークの上手な人が増えたなぁ」。最近、競馬関係者のインタビューを見て思うことだ。
 私がターフトピックスのリポーターを始めた頃、ちょうどグリーンチャンネルで「トレセンリポート」なる番組が始まり、トレセン関係者を頻繁に取材するようになった。当初は、カメラを向けられると硬い表情になったり、言葉がうまく出てこなかったりと緊張する人が多く、良いコメントを引き出すのに試行錯誤した。しかし今や騎手だけでなく、お話上手な厩務員さんや助手さんも増え、トレセン全体が「カメラ慣れ」をしたんだなぁ、とつくづく思う。

 かくいう私も、ターフトピックスが人生初のリポーター。たった4行のセリフを必死に覚え、いざ本番!「カメラがまわったら、2歩歩いてからしゃべり出してね」と、予期せぬアクションを指示されただけで頭は真っ白。1歩歩けばセリフを忘れ、2歩歩けば顔がピクピク。テイク35でやっとOKをもらった。その様子を見ていた人たちが「大変そうだね」とディレクターさんに声をかけ、皆で苦笑いをしたのを覚えている。やはり何事も経験が大事。とすると、「馬券」だけはなぜ経験に比例しないのだ???(笑い)

 プリンセスカップは復帰がうれしい山本聡哉騎手騎乗のセイバイラック。対抗は道営プレストマーヴェル。2歳牝馬は荒れると期待して、3連複2頭軸で(1)(2)から総流し。各100円で計1200円。

 ◇六車 奈々(ろくしゃ・なな)1973年(昭48)12月2日生まれ、京都府出身の49歳。

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