【アルゼンチン共和国杯】マイネルウィルトス 悲願へ加速!しまい重点で力強いフットワーク
2023年11月02日 05:23
競馬
一昨年4月の福島民報杯から勝ち星が遠ざかっている。その間10走は全て勝ち馬から着差1秒以内。惜しいレースもあった。あと一歩。重賞初Vは届くところまで来ている。前走の京都大賞典は勝ち馬から0秒4差の6着。道中は後方を決め込み、直線に懸けた。道悪の芝をしぶとく伸びて上がり最速をマークした。「後ろからになりましたけど、直線は自分の脚を使っています。内容は悪くなかったですね。展開が向けば上位に食い込めると思います」と前向きに語った。
この舞台は一昨年のこのレースで2着、昨年の目黒記念も2着だった。消耗戦になりやすい舞台が最適。コース替わりに胸が高鳴る。父スクリーンヒーローは08年の勝ち馬。産駒も過去10年で【1・1・1・1】と良績を残す。15年にはゴールドアクターがV。血統の後押しもある。トレーナーは「何とか重賞を獲らせてあげたいと思う」と力を込めた。けいじん帯炎による約1年の休養を経て、復帰4走目となる。咲き誇れ7歳の花。得意舞台で今度こそ輝きを放つ。