最高の日としたい。
中村晃朋は11月3日が32歳の誕生日。G1初日にバースデーとは発奮材料になるというものだ。幸いにして勢いもある。前走地の福岡では3コースから捲り差して通算9回目の優勝を飾ったのだ。さあ、一丁やったろうか!!と挑んだ前検日。手にした6号機はサッパリだった。「ダメ。本体を含めて何かやります」。特訓を終えると整備場へと猛ダッシュだ。前回の使用が10月1日で、1カ月以上も空けば合っていないのも無理はない。言い換えれば上積みの余地は十分ある。初日は6R5号艇の1回走り。内に捲り屋の菅章哉がいるので、展開を切り裂いて、自らを祝いたいところだ。