【多摩川ボート・ルーキーシリーズ第20戦】クラシック引き寄せた!定松勇樹が圧逃で今年5V

2023年11月12日 18:17

ボートレース

【多摩川ボート・ルーキーシリーズ第20戦】クラシック引き寄せた!定松勇樹が圧逃で今年5V
ルーキーシリーズ第20戦を優勝した定松勇樹 Photo By スポニチ
 【多摩川12日12R】ボートレース多摩川の「ルーキーシリーズ第20戦スカパー!第24回JLCカップ」は12日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の定松勇樹(22=佐賀)がインから押し切って1着。今月2日の鳴門ルーキーシリーズに続く通算6回目、今年5回目の優勝を飾った。
 入魂のトップスタートで2度目のSG出場をたぐり寄せた。展示航走から3号艇の前田翔が3カドを選択。「想定外。際どいスタートを行かないと逃げられないと思った」と振り返ったように、インの定松からすれば避けたい進入になってしまった。しかし、コンマ03の踏み込みで不穏なムードを一蹴。外5艇に付け入る隙を全く与えず、1周1コーナーで決着をつけた。

 「少し様子を見たけど勘とは合っていたので自分としてはいいスタート。緊張もあって奇麗なターンではなかったが、エンジンが後押ししてくれた」。ただ、心強い相棒に仕立て上げたのも自身の力だ。

 コンビを組んだ42号機は連対率ブービーの低勝率エンジン。6日の前検では「良くないですね…」と肩を落としていた。しかし、初戦から行ったリング交換で気配が一変。「唐津の整備士さんに教えてもらったことが当たっている。唐津、鳴門、今回の多摩川と最近3節は勝率のないエンジンばかりだが仕上げられている」。最後はファイナリストの中でも光る舟足を引き出してみせた。

 これで今年は5V。年間の優勝回数でも権利を得られるSGボートレースクラシック(24年3月15~20日、戸田)を射程圏に捉えた。「次も優勝できたら(クラシック出場が)大きく近づくはず。師匠の峰竜太さんと一緒にSGに行きたい」。強い思いを胸に、21日から始まる地元・唐津一般戦に乗り込む。

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