【デイリー杯2歳S】ジャンタルマンタル 大舞台へ重賞初制覇!パレスマリス産駒はJRA重賞初出走で初V

2023年11月12日 05:16

競馬

【デイリー杯2歳S】ジャンタルマンタル 大舞台へ重賞初制覇!パレスマリス産駒はJRA重賞初出走で初V
直線、内から抜け出し勝利するジャンタルマンタル(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 2歳G2「第58回デイリー杯2歳S」が11日、京都競馬場で行われ、鮫島克駿(27)騎乗の1番人気ジャンタルマンタルが重賞初勝利を飾った。パレスマリス産駒はJRA重賞初出走で初V。次走は未定ながら、暮れの大舞台へ向けて大きく視界が開けた。
 混戦を示すオッズは何だったのだろう。終わってみればジャンタルマンタルが2着に2馬身差をつけて快勝。重賞初Vを飾った。新馬戦と同様に道中は好位の内で運んだ。直線は内ラチ沿いから力強く突破。鮫島駿は検量室前に引き揚げてくると、馬上から右手を振り上げて喜びを示した。開口一番「自信がありました」として言葉を継ぐ。

 「初戦と似た内容でしたけど、さらに良かったと思います。狭いところを割っていく形になりましたけど、2番枠だったのでそういう競馬をイメージしました。直線でも余裕があったと思いました」と振り返った。

 パレスマリス産駒はJRA重賞初出走で初勝利。日本での産駒も少なく、メモリアルな一勝となった。高野師は「内枠でスタートが決まりましたし、いい位置にはまりました。2走目にしては上手に走れていましたね。違うシチュエーションになってどうかですけど、このまま無事にいきたいですね」と語った。

 鞍上の鮫島駿にとってはG1を意識できる逸材との出合い。次走は未定ながら「調教で乗せてもらった時から、この子で必ず大きいところを獲る気持ちで携わらせてもらっています。この子の成長と合わせて、僕も成長できるように頑張ります」と飛躍を誓った。

 ◆ジャンタルマンタル 父パレスマリス 母インディアマントゥアナ(母の父ウィルバーン)21年3月21日生まれ 牡2歳 栗東・高野厩舎所属 馬主・社台レースホース 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績2戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4559万2000円。馬名の由来はインドにある天体観測施設。

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