【チャンピオンズC】セラフィックコール CWラスト1F11秒6、ミルコも納得「大人になっている」

2023年11月30日 05:26

競馬

【チャンピオンズC】セラフィックコール CWラスト1F11秒6、ミルコも納得「大人になっている」
M・デムーロを背にCWコースにて併せ馬で追い切るセラフィックコール(手前)(撮影・亀井直樹)  Photo By スポニチ
 軽快な脚さばきでCWコースを駆け抜けた。無敗の3歳馬セラフィックコールはM・デムーロを背に我慢の利いた走り。余力たっぷりで直線に入ると先行した僚馬スマートアイ(3歳2勝クラス)の内から馬なりで楽々と並びかけて、6F86秒7~1F11秒6で併入した。M・デムーロは「いつも通りで良かった。落ち着いて走っていたし、大人になっている感じがする」と納得の表情を浮かべた。
 前走みやこSはスタートで後手に回り、道中11番手から。外々を回る厳しい展開だったが上がり3F最速の脚で差し切り、重賞初制覇を飾った。鞍上は「なかなかエンジンが掛からなかったけど直線はやっぱり凄かった」と評価。直線の長い中京なら自慢の末脚を最大限に引き出せる。19年クリソベリル以来、レース史上2頭目の無敗Vがかかるが、寺島師は「良馬場でやれそうなのはいい。これまで奇麗なレースをしてきたわけではないし、無敗は意識せずにいきたい」と冷静に語った。

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