【立川競輪「KEIRINグランプリ2023」初日 11R・ヤンググランプリ2023】犬伏が混戦を断つ

2023年12月28日 05:30

競輪

【立川競輪「KEIRINグランプリ2023」初日 11R・ヤンググランプリ2023】犬伏が混戦を断つ
<ヤンググランプリ>拳を突き出す犬伏(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 暮れの大一番「KEIRINグランプリ2023」は30日、グランプリ発祥の地・立川競輪場で4年ぶりに行われる。優勝賞金1億3700万円(副賞含む)の総決戦に出場する今年のベスト9は1日遅れの28日に競輪場入り。28日の初日は11R「ヤンググランプリ2023」(優勝賞金650万円)がメイン。犬伏湧也(28=徳島)らグレード戦線で活躍する若手実力派がそろい激戦必至だ。また1~10RではオールS級によるF1「寺内大吉記念杯」が開催される。
【11R・ヤンググランプリ2023】犬伏が混戦を断つ

 今年の競輪の実績(G1決勝3回)で上回る犬伏に期待したが激戦。ライン構成は犬伏―上野の四国勢、太田―山根の岡山勢、吉田―橋本の茨城勢、そして北井、中野、志田の3人が単騎戦になる。

 誰が先制するか互角だが犬伏が自分のタイミングでスパートして粘り込むとみた。北井も中団以内を確保して好機に踏み込むと逆転がある。スピードある太田と中野の一発も差はない。

 (1)太田海也 自転車には違和感がないし、指定練習では軽かった。自力。
 (2)北井佑季 最初で最後のヤングGPだし気持ちを込めて走りたい。単騎。
 (3)犬伏湧也 指定練習では走りやすかったし、小松島の方が重いので軽く感じる。自力で優勝目指して。
 (4)上野雅彦 犬伏さんへ。直前は一緒に練習した。まずは離れないように。
 (5)吉田有希 調子は前回の静岡より絶対にいい。自力。強い人が多いし、置いていかれないように。
 (6)山根将太 欠場明けだが練習できた。太田君へ。番手はあるが全部駄目。
 (7)中野慎詞 フレームの違いは気にしていない。単騎で自信を持って。
 (8)橋本壮史 力を出せる状態。吉田君へ。番手の経験は少ないが、久留米G3の優勝も番手だった。
 (9)志田龍星 単騎戦。行けるところがあればタイミングを逃さず仕掛けたい。

【10R】井上の番手差し

 機動力ある嘉永に井上―園田が続く九州ラインが中心。先行するのはラインができる嘉永か三谷だが復帰戦の嘉永が感触を確かめる意味でもワンテンポ速く仕掛けそうだ。その展開なら番手井上の差し。三谷―南―村上の近畿勢は三谷次第で逆転がある。

 (1)村上博幸 練習もしっかりできて状態も悪くない。近畿3番手。
 (2)嘉永泰斗 落車の影響で右肘と右骨盤がまだ痛い。佐世保の前にインフルエンザ、その後に1週間練習。走ってみて。自力。
 (3)佐々木悠葵 中2日だけど練習もして調整なし。単騎でチャンスあれば。
 (4)松本貴治 前回から間があり、しっかり練習してケアした。単騎戦。
 (5)渡辺雄太 競輪祭の落車は腰部打撲。擦過傷が治って3週間練習。単騎戦。
 (6)園田匠 新車は7車には合ってないけど9車で強いメンバーが相手ならいいかも。九州3番手。
 (7)三谷竜生 今回は追加。重いバンクは嫌いではない。僕が前で自力。
 (8)井上昌己 地元記念後も練習した。状態は上向いてきた。嘉永君に任せる。
 (9)南修二 伊東までレースが詰まっていたのでしっかり練習できた。三谷君。

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