【福岡・スポーツニッポン杯争奪戦】13日開幕! 岡村仁 九州5場全場制覇へ
2024年01月12日 10:00
ボートレース
昨年は走り初めのオール大阪を制覇し、最高の滑り出し。その一方、7月以降は優出なしとリズムを上げていくのに苦労した。「悔しいのひと言。例年よりいいスタートを切れたけど、1年を通じて戦う難しさを痛感しました」。
福岡は通算6優出と好相性を誇るが、なぜか優勝が遠い。九州の他場はすでに優勝しており、福岡を勝てば九州5場全場制覇となる。「もちろん博多は好きです。年末に向けて記念でも一般戦でも同じ気持ちで走るのが今年のテーマ。大阪支部は生きのいい後輩も育っていますからね。刺激を受けながら自分も頑張ります」。まだまだ選手としてのピークはこれから。アグレッシブなレースで水面を沸かせてもらおう。
出場選手のうち、今期適応勝率のトップが井上忠政で2位が岡村仁の大阪勢。それを長野壮志郎と小池公生の地元A1コンビが迎え撃つ構図になりそうだ。長野は何と言っても22年に当地で開催されたGⅠ九州地区選のVが光る。昨年は夏場こそ苦しんだものの、10月徳山での優勝を契機にリズムアップ。11月以降は徳山、からつ、桐生と3連続優出もあった。持ち味の豪快ターンで3度目の福岡制覇を狙う。
小池公生は10月の前回当地戦で優出5着。節間は4勝を挙げる活躍を見せた。地元戦は好不調の波が少ないタイプで準優は外さない。あとは良機の後押しがあれば待望の福岡初Vのチャンスも巡ってくるだろう。
井上忠政は昨年12優出2Vと年間を通じて安定した走りを見せた。福岡は参戦回数が少なく、目立った戦績は挙げられていないが、江戸川やびわこでも好成績を残しているので、水面には対応できそう。目下の勢いで勝負したい。