【福岡・スポーツニッポン杯争奪戦】13日開幕! 岡村仁 九州5場全場制覇へ

2024年01月12日 10:00

ボートレース

【福岡・スポーツニッポン杯争奪戦】13日開幕! 岡村仁 九州5場全場制覇へ
〝不惑の誓い〟胸に岡村仁がアグレッシブなレースで魅せる Photo By スポニチ
 ボートレース福岡の新年2節目の開催となる「創刊75周年記念 スポーツニッポン杯争奪戦」が13日に開幕する。初日12Rのドリーム戦1号艇で登場する岡村仁を筆頭に今年初Vを狙って熱いバトルが繰り広げられそう。地元勢では一昨年に当地開催の九州地区選を制した長野壮志郎、1月からA1に返り咲いた小池公生に注目が集まる。
 2月に節目の40歳を迎える岡村の〝不惑の誓い〟。返ってきた答えはいたってシンプルだ。「年末に住之江のSGを走ること。もちろんグランプリの方で出られたら一番いいですけどね。シリーズ戦でもいい。とにかく12月に〝やりきったな〟と思える1年にしたい」。

 昨年は走り初めのオール大阪を制覇し、最高の滑り出し。その一方、7月以降は優出なしとリズムを上げていくのに苦労した。「悔しいのひと言。例年よりいいスタートを切れたけど、1年を通じて戦う難しさを痛感しました」。

 福岡は通算6優出と好相性を誇るが、なぜか優勝が遠い。九州の他場はすでに優勝しており、福岡を勝てば九州5場全場制覇となる。「もちろん博多は好きです。年末に向けて記念でも一般戦でも同じ気持ちで走るのが今年のテーマ。大阪支部は生きのいい後輩も育っていますからね。刺激を受けながら自分も頑張ります」。まだまだ選手としてのピークはこれから。アグレッシブなレースで水面を沸かせてもらおう。

 出場選手のうち、今期適応勝率のトップが井上忠政で2位が岡村仁の大阪勢。それを長野壮志郎と小池公生の地元A1コンビが迎え撃つ構図になりそうだ。長野は何と言っても22年に当地で開催されたGⅠ九州地区選のVが光る。昨年は夏場こそ苦しんだものの、10月徳山での優勝を契機にリズムアップ。11月以降は徳山、からつ、桐生と3連続優出もあった。持ち味の豪快ターンで3度目の福岡制覇を狙う。

 小池公生は10月の前回当地戦で優出5着。節間は4勝を挙げる活躍を見せた。地元戦は好不調の波が少ないタイプで準優は外さない。あとは良機の後押しがあれば待望の福岡初Vのチャンスも巡ってくるだろう。

 井上忠政は昨年12優出2Vと年間を通じて安定した走りを見せた。福岡は参戦回数が少なく、目立った戦績は挙げられていないが、江戸川やびわこでも好成績を残しているので、水面には対応できそう。目下の勢いで勝負したい。

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