【立川競輪・スポニチ杯ガールズ初日6R】3着の宇野紅音 デビュー初勝利スルリ「あとちょっと…」

2024年02月09日 14:47

競輪

【立川競輪・スポニチ杯ガールズ初日6R】3着の宇野紅音 デビュー初勝利スルリ「あとちょっと…」
3着だった宇野紅音 Photo By スポニチ
 デビュー初勝利を目指した宇野紅音(20=岐阜)は好内容も3着。「めっちゃ悔しい!本当に悔しい。あとちょっとだったのに」と、何度も「悔しい」を連呼して感情をあらわにした。
 ここまで悔しがれるのは手応えがあったから。今回はいつものSを取る戦法をチェンジ。勝利をたぐり寄せるために「先行しようと思った」。打鐘4コーナーで仕掛けると、先に動いた畠山ひすいの2番手にすっぽり。3コーナーから捲りを放ったが、真後ろにいた増田夕華に直線で追い込まれてしまった。宇野は「番手から出るのがもっと遅くても良かったかな」と敗因を振り返り地団駄を踏んだ。

 悔しい気持ちと同時に充実感もある。レース後は「口の中が血の味がする。全力を出し切ったからですね。今までは自分が目指すレースとは違っていた」と理想のレーススタイルに近づいていることを実感。3着でも収穫があった。

 追加参戦でも状態面は良好で「脚が軽かった。前検日にハンドルやサドルのセッティングを調整して感じが凄くいい」と前を向く。「ゴール前で“頑張れ”とファンの方の声援も聞こえてきた。今度こそ勝ちたい!」。初勝利を渇望する20歳は気持ちを全面に押し出してペダルを踏み込む。

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