【前橋競輪 S級シリーズ 2日目11R】阿部将大が自画自賛の捲り一発「鮮やかでしたね」
2024年02月19日 21:59
競輪
阿部将大(27=大分)がラスト1周5番手から捲って快勝。33バンクの自己ベストを更新する上がり9秒3をマークした。
「サラ脚でしたから。でもいいスピードだったと思う。鮮やかでしたね」と満足顔で振り返った。
対戦相手も脱帽の破壊力だ。逃げた根田空史の番手を回った恩田淳平は「阿部君が凄いスピードで止められなかった。上がりタイムを見て納得」とお手上げ。仕掛けるタイミングを振り返った阿部は「詰まった勢いで仕掛けられた。恩田さんも(ブロックは)無理だと思った。小倉で根田さんにやられていたので同じ失敗はできない」と会心の走りに胸を張った。
決勝12Rは単騎での戦いになったが、新村穣―根田―石塚孝幸で折り合って並ぶ南関勢と、吉田有希―平原康多―恩田で結束する関東勢で先行争いも十分考えられる。
そうなると単騎阿部に勝機が到来。昨年11月久留米以来の優勝が見えてくる。