【取手競輪・G2「ウィナーズカップ」】松谷秀幸が最終バック9番手から2着「コースが見えていた」
2024年03月21日 12:34
ボートレース
松谷は大石剣士に前を任せて南関ライン2車。「車番が悪かったので後ろになると思った」と後方に立ち後れるのは想定内だったそうだが「内から南(潤)君に行かれたのが想定外」。
打鐘2センターで内をすくわれた南関ラインは後方8、9番手に。一本棒の展開で大石が踏み上げたのは最終バック過ぎから。それでも松谷は慌てることなく9番手から最短コースを冷静に見極めた。
「大石君が止まっていたので行けるところまで行って。落車がにおったが突っ込まないと勝機がなかったので。風が強い中でもコースが見えていたので悪くはない」
2月全日本選抜(岐阜)では選手生活16年目で初めてG1ファイナルまで勝ち上がった松谷。最終2センターからのコース取りは近況の充実ぶりを感じさせる見事な動きだった。