【大阪杯】プラダリア勝機!好位から良い脚を長く使える
2024年03月30日 05:18
競馬
実際に近10年、4角5番手以内の馬が8勝。また、15年を除く9年は馬券内3頭中2頭以上が4角5番手以内だ。一方、4角10番手以下の成績を見てみると…。【1・1・0・37】と悲惨。17年は前年のダービー馬マカヒキが2番人気4着、18年はG1・2勝サトノダイヤモンドが3番人気7着、22年はG1・3勝エフフォーリアが1番人気9着に敗れた。データ上でも前有利は明らかだ。
今年のメンバーを見渡すと差し馬に人気が集まりそうな上に明確な逃げ馬は不在。スローペースは濃厚で、先行有利に拍車がかかりそうだ。この中で前走(海外除く)1角5番手以内で競馬ができているのは(2)ローシャムパーク、(6)ジオグリフ、(7)ハーパー、(8)プラダリア、(9)ステラヴェローチェ、(14)エピファニー、(15)リカンカブール。本命には充実一途のプラダリアを選びたい。
前走京都記念はいつも以上に行き脚がついて楽に好位を確保。1000メートル通過59秒7の平均ペースにも息切れすることなく追走できた。直線は傷んだ馬場に屈することなくジリジリと脚を伸ばし完勝。5歳にして完成を迎えたとともに、大阪杯への適性を垣間見せた。
鞍上の池添も「だいぶ緩さを感じなくなり、中身もしっかりしてきた。前走はいい内容。これならG1に向かっていけると思った」と手応え。持ち味を存分に発揮できる絶好舞台でG1初戴冠だ。