【川崎記念】地元ライトウォーリア大金星!吉原「涙が出てくる。最高です」

2024年04月04日 04:30

競馬

【川崎記念】地元ライトウォーリア大金星!吉原「涙が出てくる。最高です」
<川崎11R 川崎記念>レースを制した吉原騎乗のライトウォーリア(右)(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 4月に開催移動となった「第73回川崎記念」が3日、川崎競馬場で行われた。7番人気、地元川崎所属のライトウォーリアが直線競り勝ち優勝、Jpn1のタイトルを手に入れた。地方馬の優勝は21年のカジノフォンテン以来3年ぶり。
 「涙が出てくる」と頬を紅潮させた吉原。「夢のよう」と笑顔で振り返った内田師。ファンを巻き込んで競馬場全体が歓喜の渦に巻き込まれた。直線残り150メートルから逃げたライト、外に馬体を合わせてきたアイコンテーラーの2頭の激しい追い比べ。お互いに一度は先頭に躍り出るが、差し返して譲らない。残り20メートルでの右ステッキでライトが振り切ると追い込んだグランブリッジを頭差抑えたところが“大金星ゲット”のゴールだった。
 「馬の出来が凄く良かっただけに丁寧に乗った。直線でひと踏ん張りしてくれる馬なので、4コーナーでまくり切らせなかったのが大きかった。最高です!」と吉原は興奮気味にまくし立てた。今後は「放牧に出して、その様子を見てオーナーサイドと決めたい」と内田師。7歳でついに手にしたビッグタイトル。だが、この馬の挑戦はまだ始まったばかりだ。

 ◆ライトウォーリア 父マジェスティックウォリアー 母スペクトロライト(母の父ディープインパクト) 牡7歳 川崎・内田勝義厩舎 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績30戦9勝(南関東10戦4勝) 総獲得賞金2億6219万9000円。

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