【桜花賞】(14)ショウナンマヌエラ 作戦は新コンビ岩田康にお任せ、高野師「長くいい脚を使える」
2024年04月05日 05:18
競馬
スピードを生かしてこそのタイプ。前回の反省を踏まえ、今回からゲート練習を取り入れた。しっかり駐立して、真っすぐゲートを出る。実戦に近い形で本数を重ねた。「長くいい脚を使えるのが強みなので、ある程度、前々で運ぶのが理想です。まずはスタートを決めて、自分のリズムで走らせたい」と思い描く。
高野師はショウナンパンドラで重賞初制覇を飾った14年秋華賞を含め、JRA重賞26勝うち牝馬で17勝。牝馬の調整は熟知している。追い切り翌日の木曜朝は軽めの運動で体をほぐした。テンションが上がらず、精神的に落ち着いているのが何より。大舞台に向けて、準備は整った。同型との兼ね合いは鍵だが抽選突破の勢いを味方に、持ち前のしぶとさで急坂を駆け上がる。