【桜花賞】チェルヴィニア抜け出す!好位組に有利な流れ
2024年04月06日 05:16
競馬
展開をイメージすると10番枠のセキトバイーストが両サイドを見ながら行く。差す競馬もできるエトヴプレはハナにこだわらず、1F延びる点を踏まえて脚をためながら運ぶ形。多頭数でもテンからガリガリやり合うシーンは考えづらい。今年も平均ペースで流れる、との読み。昨年はリバティアイランドが4コーナー16番手から桁違いの末脚を繰り出し、差し切ったが2番手で流れに乗ったコナコーストが2着。4、5番手にいたペリファーニアが3着に入った。差し&追い込み馬より、ある程度の位置で流れに乗れる脚質を重視。そこで◎を託すのがチェルヴィニアだ。
昨夏の新馬2着後、2戦目で未勝利を快勝。前走・アルテミスSはボコッとゲートを出たものの、出てからはすんなり行き脚がついた。3、4コーナーでは3番手に取り付くと直線、追えば追うだけ伸びて1馬身3/4差の快勝。これはクラシック級と予感させた。
その後、左後肢の違和感で阪神JFを回避。アルテミスSから間隔が空いているが順調に乗り込み、稽古の動き自体は目立っている。クラブ発表によると1回使うと回復に時間を要するタイプであることから、ひと叩きはせずに直行ローテを選択。休養期間と経緯が違うにしても、約2カ月空いていたアルテミスSの走りを見ると久々でも動けるタイプと判断した。中で待たされるリスクがない最後入れの大外枠で道中もまれず流れに乗っていけそう。直線、抜け出すシーンがイメージできた。