【川崎競輪 75周年記念G3桜花賞・海老澤清杯】壮絶な踏み合い演じた北井「真杉、許さない」

2024年04月06日 18:14

競輪

【川崎競輪 75周年記念G3桜花賞・海老澤清杯】壮絶な踏み合い演じた北井「真杉、許さない」
壮絶な踏み合いを演じた北井佑季 Photo By スポニチ
 急成長を遂げる北井佑季(34=神奈川・119)が名勝負を演じた。
 前受けから突っ張り先行の態勢も、打鐘4番手から真杉匠がS班のプライドで猛アタック。意表を突かれた北井は出られそうになるも、内から持ち返す。体をぶつけ合いながらの壮絶な踏み合い。決着は最終2角、真杉が出切った。ともに着外に沈んだが、競輪ファンを熱くさせた。

 レース後、北井は「あそこで引いても…と思った。後ろの2人が勝ち上がったので最低限のことはできたかな」と悔しがった。ただ、最後には「“真杉、許さない”これ書いておいてください」と笑ってリベンジを誓った。

 また、真杉も「あのまま4番手をキープしていい着を獲っても…。ケガ明けだし、やれることをやってと思った。あれで勝てるように頑張ります」と前を向いた。先行屋2人のライバル関係は今後も続きそうだ。

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