【鳴門ボート マスターズチャンピオン】菊地孝平が初出場V「昨年の井口君を見て…自分も獲りたかった」
2024年04月21日 18:55
ボートレース
「外のプレッシャーが凄くて(コンマ02の)スタートは行かされた感じ。早いと思って最後は様子をみた。余裕があったら、あのスタートは行っていない。かつて歯が立たなかった先輩たちに勝てたことはうれしいし、自信になる」
寺田祥、吉川の伸びに対抗するには、少しでも浅いところから起こしたい。しかし、進入を緩めると外の松井、赤岩が黙っていない。作戦を練りに練って、頭に描いていた位置から起こすことに成功した。
「マスターズは今回初出場だったけど、いつも戦っている同じメンバーだったので違和感はなかった。師匠の金子良昭さんも勝っている(第15代覇者)し、昨年は井口(佳典)君が勝ったところを外から見ていてカッコいいと思った。自分も獲りたかった」と笑顔で語った。
◇菊地 孝平(きくち・こうへい)1978年(昭53)8月16日生まれ、岩手県出身の45歳。静岡支部所属。82期生として98年5月に浜名湖でデビュー。SGは5度の優勝。G1は今回で17度目の優勝。通算73V。この大会は初出場で優勝。同期に坪井康晴、赤岩善生、中沢和志ら。1メートル65。血液型AB。