【福岡・どんたく特選レース】明日開幕! 豪華メンバー集結も藤森陸斗の勝負駆けに注目
2024年04月24日 10:00
ボートレース
「前走地の住之江でだいぶ勝率を下げてしまったので黄信号です。でも福岡が残っていたので、チャンスは0%じゃない。強い選手は多いけど、ここで勝ちきれないようではA級に上がっても通用しない。いろいろな意味で試されるシリーズだと思います」
デビュー当時から才能を高く評価されていたが、事故渦も重なり、思うような成長曲線を描くことができなかった。ようやく軌道に乗ったのは今年に入ってから。1月びわこで3回目の優出を決め、近況は舟券に絡む回数もグンと増えた。
「スロー戦で1着が増えたのは自分でも少し成長できたかなと思う部分です」
福岡は昨年4月に優出(6着)。パワー負けがない時は持ち味のスピード戦で積極的なレースを見せてくれる。持てる力をフルに出し尽くして壁を乗り越えたい。
初日、2日目とドリーム戦が組まれている。ポイント的にもドリーム組が有利。初日ドリーム戦の1号艇は瓜生正義。今年は3月びわこで2年3カ月ぶりの優勝を決めると、続く住之江周年で連続Vと復調ぶりが目立つ。福岡はSG3勝を含めて実績あまたのドル箱水面。久々に強い瓜生の姿を待ち望んでいるファンも多い。
一方、2日目ドリーム戦1号艇の篠崎仁志は得意水面で復調のきっかけをつかみたい。当地は現役最多の通算16V。近況の不振を振り払う活躍を見せてほしい。
中辻崇人は今年に入ってすでに8優出4Vと充実ぶりが光る。前回3月の当地戦も新エンジンを伸び型に仕上げて、他の追随を許さなかった。
新開航は昨年11月のとこなめ周年でGⅠウイナーの仲間入り。以前は捲り差しのイメージが強かったが、エンジンが仕上がった時はセンター枠から豪快に捲りを放つようになった。レーススタイルと水面がうまくかみ合えば面白い。
他では渡辺浩司、松田大志郎、古沢光紀らも争覇圏内。