【西武園競輪開設74周年記念G3「ゴールド・ウイング賞」決勝】真杉“地元5車粉砕”V
2024年04月24日 05:30
競輪
「地元勢は(前受けから)全部突っ張りと思っていた。しかし後ろからだったので(黒沢が)ドカーンと行って(森田が)番手捲りの流れと思った。深谷さんより先に踏んではダメだなと思い、車間を切って詰める勢いで踏もうと。深谷さんが行くのを待って(1着に)届いて良かった」
SSの今年は1月の練習中に落車して骨折。そして復帰3場所目の取手ウィナーズカップでも落車。「その中で勝てたことは自信になる。ここで優勝できたので(次走の)ダービーは毎日の調整をしっかりして優勝できるように頑張ります」と自信も取り戻した表情。昨年8月のオールスターでG1初優勝を達成した好相性の西武園競輪場で“良い流れ”を取り戻した。
◇真杉 匠(ますぎ・たくみ)1999年(平11)2月1日生まれ、栃木県宇都宮市出身の25歳。作新学院高卒。18年7月プロデビュー。師匠は小田倉勇二(埼玉=91期)。主な優勝は第66回オールスター競輪(23年)、第65回競輪祭(23年)。通算成績は489戦193勝。1メートル75、76キロ。血液型A。