【高知競輪 スポーツニッポン杯争奪戦】東龍之介がV さすが気迫のマーカー 微差でも勝ち切った
2024年04月26日 18:09
競輪
2コーナーから東矢が加速するが、番手の東のブロックで不発。逃げた日高の粘りが良く、東がゴール寸前で捉えて優勝。その差はわずかに8分の1輪だった。
優勝した東は「最後は差したかどうか、いまひとつ分からなかったが、うれしいですね」とホッとした表情。準決では日高を差し切れず悔しい思いをしたが、決勝ではきっちりと決めた。
「日高君が凄くいいレースをしてくれた。東矢君はスピードがあるので来るだろうと思って構えていた」
3コーナーではドンピシャのタイミングでブロック、東矢の勢いを止めた。
「今回は3日間、連に絡めて優勝できた。今後も自分のスタイルを貫き頑張っていきます」
南関有数の気迫のマーカー。グレードレースでの活躍も期待したい。
◇東 龍之介(ひがし・りゅうのすけ)1990年(平2)1月13日生まれ、神奈川県出身の34歳。父・晃さんも元競輪選手。96期生として09年7月前橋でデビュー。通算1299戦251勝。今回が通算16度目の優勝。1メートル75、79キロ。血液型AB。