【高知競輪 全プロ選手権】ケイリンを山口拳矢が連覇 スプリントは河端朋之が12年ぶりV
2024年05月27日 21:12
競輪
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意を決して荒井が最終ホームで先行。3番手となった郡司が最終2コーナーから捲り、追った山口が鋭く差し切った。
山口に続いた松井が2着。山口は「連覇を意識したのは決勝に乗ってから。準決でギア不足を感じたので決勝は上げて正解。エースフレームの正解がまだ出ないので、今回をきっかけに進むようになってくれれば」と喜びを語った。
1キロタイムトライアルは菊池が2連覇。昨年自ら叩き出した1分3秒137の大会記録を更新する会心の走りだった。
「最初の2日間(全プロ記念競輪)が情けなかった。今回に向けて練習はできていたし、この優勝を競輪につなげたい。今年も寛仁親王牌は地元地区の弥彦なので、今日からスタートのつもりで」と意気込みを語った。
スプリントは予選トップのタイムを出した河端が4分の1決勝、2分の1決勝も危なげなく勝利。決勝では昨年覇者の雨谷を2本先取のストレートで下して12年ぶり2度目のVを飾った。
「もうすぐ40歳になるし、来年はパリ五輪組が来るだろうから到底、歯が立たない。今年勝てて良かった。雨谷君も強いのは知っているし、勝てたのは流れ。寛仁親王牌で理事長杯に乗れるけど、どこからスタートでも厳しい戦いになるので気を引き締めて」と振り返った。