【児島ボート ルーキーシリーズ第11戦】末永和也 貫禄の逃げ切りで今年2V

2024年08月04日 18:22

ボートレース

【児島ボート ルーキーシリーズ第11戦】末永和也 貫禄の逃げ切りで今年2V
優勝盾を手にアロハポーズの末永和也 Photo By スポニチ
 ボートレース児島のルーキーシリーズ第11戦「スカパー!・JLC杯 第35回瀬戸の若鷲決定戦」は最終日の4日、12Rで優勝戦が行われ、1番人気の末永和也(25=佐賀)が逃げて快勝、今年2度目の優勝を飾った(児島では初の優勝戦進出で初優勝)。松本純平が2着を競り勝ち、3着に真鳥章太。
 終わってみれば末永の強さが際立っていたシリーズだった。予選トップからの王道V。ただ1人のG1覇者(昨年2月の若松九州地区選)は格が違った。優勝戦も「(藤原)碧生がブチ込んでくるかもしれないので、それだけを警戒してスタートに集中してました。優勝戦の仕上がりは良かったし、1マークも自分のターンができましたね」とインから余裕のレース運び。回った瞬間に突き放していた。

 昨年は九州地区選Vを含めて7度の優勝歴。それが今年は4月26日の津だけだった。「これが今の実力なのかもしれないけど、僕は夏場が好きだし得意なんです。これからもっと勝っていきたいし、ヤングダービー(9月18~23日、桐生)も獲って来年はSGでも活躍したいですね」。1期下の定松勇樹がSGオールスター(多摩川)を優勝したことも大きな刺激になっている。ライバルの存在は何よりもデカい。「今は定松フィーバーなんでね。自分も負けていられないです」と力を込めた。

 昨年は7月以降に6Vを決めているだけに、これからが末永の季節だ。

 ◇末永 和也(すえなが・かずや)1999年(平11)2月16日生まれ、佐賀県出身の25歳。124期として2019年5月1日、からつ一般戦でデビュー。22年10月10日の若松3Daysで初優勝。通算36優出10V。主な同期は佐藤航、高憧四季、前田翔ら。1メートル74。血液型A。

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