【松山競輪 G3道後温泉杯争覇戦】新田祐大が完全V 「絶対に負けられない気持ちだった」

2024年08月11日 18:22

競輪

【松山競輪 G3道後温泉杯争覇戦】新田祐大が完全V 「絶対に負けられない気持ちだった」
優勝トロフィーを手に笑顔の新田祐大 Photo By スポニチ
 松山競輪の道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念G3「道後温泉杯争覇戦」決勝戦が行われ、3連勝で臨んだ新田祐大(38=福島・90期)が最終バック2番手から捲って完全V。1月のいわき平以来14度目のG3制覇を決めた。
 終わってみれば新田の独り舞台だった。勝負どころで内を突き、地元勢を分断。真鍋の2番手を奪い、最終バックから力強く踏み込み後位になった福島の追い込みを封じて押し切った。

 「決勝戦は勢いある真鍋君がいて凄く緊張したレースでした。レース中は必死で、地元勢には申し訳ないが勝負に行きました。ゴール前は絶対に負けられない気持ちでした」

 2月全日本選抜で先頭誘導員早期追い抜きの失格により長期欠場。6月に復帰して、新田らしいパワーを見せつけてきた。13日開幕のオールスターには出場できなかったが、しっかりG3で実力を証明した。

 東京五輪に出場した新田。「今日(11日)は五輪自転車競技の最終日。画面で精いっぱい応援して、戻ってきた選手たちとまた一緒にトレーニングしたい」と締めくくった。

 ◇新田 祐大(にった・ゆうだい)1986年(昭61)1月25日生まれ、福島県会津若松市出身の38歳。白河高卒。05年7月プロデビュー。通算1143戦408勝。G1は9V、G2は2V。G3優勝は今回が14度目。1メートル72、76キロ。血液型O。

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