【向日町競輪 G3平安賞 3日目】10Rは窓場千加頼 地元の気合で強行突破
2024年09月07日 04:30
競輪
窓場―山田久が地元最強タッグを形成。一段とパワーアップなった窓場が、コマ切れの4分戦を制圧。先輩の山田久の決め脚も好調。<1>=<7>が上位の一戦。貫禄さばきの佐藤が酒井を足掛かりに浮上。展開次第ではスイッチし好走だ。松谷の底力も侮れない。元気な川越の動きに乗り進出を狙うが、西田優―川口の動向にも警戒したいところ。
<1>窓場千加頼 ラインで決まるように仕掛けた。気持ちの面でも前々に行っているし、もう一段集中力を上げていきたい。自力。
<2>佐藤慎太郎 (酒井は)踏み出しが良かった。自分の脚の状態は悪くはないですよ。酒井君。
<3>松谷秀幸 (北井を)抜けるかなと思ったが、抜けなかった。あれっと思った(苦笑い)。川越君に。
<4>椎木尾拓哉 窓場君との連結を外さないように走りました。地元の後ろ。
<5>川越勇星 任せてもらったんで自力で頑張る。
<6>西田優大 緊張しました。清水(裕)さんなら(競りでも)何とかしてくれると踏み切るだけでした。自力。
<7>山田久徳 赤板あたりでは想定外の動きでした。(脇本に)あそこまで迫れたのは合格点。窓場君へ。
<8>川口雄太 セッティングは修正。格上を翻弄(ほんろう)する競走。西田君。
<9>酒井雄多 踏み出した加速力は良かった。ここ半年の中では一番です。自力。
【11R】北井佑季 豪快パワーを見せつける
2日目の北井は王道の突っ張り先行で逃げ切り勝ち。特選の力強さといい出来は問題ない。清水裕は強敵だが、神奈川勢・佐々木龍を連れて豪快パワーで突破する。清水裕にS班の意地。北井と真っ向勝負では分が悪そうだが、幅を生かし好機に踏み込めば単穴級。ここ目標に戦う荒井が健在示す差しで進出の場面も。黒沢の仕掛けに乗る大槻の決め脚も侮れない。
<1>大槻寛徳 真船君が内にいたが、焦って踏んでしまった。ペダリングというより気合です。疲れは抜けている。黒沢君の番手に。
<2>清水裕友 飛び付かれるのは想定内。慌てることなくしのげた。(座骨神経痛は)初日より良くなっている気がする。自力。
<3>北井佑季 いいペースで行けたかな。脚の感じもいいが気持ちを前面に出したレースができた。凄く走りやすいバンク。自力。
<4>長尾拳太 一人で。
<5>佐々木龍 北井さんにしっかりマークしたい。
<6>五日市誠 スタートを取れたし、カマシにも付いていけた。悪くはない。疲労を抜くだけ。大槻さん。
<7>松岡貴久 最後は2着だと思ったが、西田(優)君を抜いていなかった。荒井さん。
<8>黒沢征治 自力。
<9>荒井崇博 嘉永君の出が悪かった。いつもなら余裕でワンツーなんだが…。自分は冷静に走れている。清水君マークです。
【12R】脇本雄太 自慢の脚力で圧倒
2日目の脇本は1センターから加速し、上がりタイムは10秒7の快速ぶり。脚力だけならNo.1だ。他派が波状攻撃を仕掛けてくるが、最後は力で圧倒。稲垣―畑段の地元両者が続くが、ぴたり付け切れるか。和田がうまく流れに乗って脇本より先捲りなら力で進出へ。佐々木悠―武藤の関東コンビの機動力に食指。特に武藤の鋭い差しに注。
<1>脇本雄太 皆が中団を欲しがったし、前受けは仕方がない。脚を使っていたんで踏み出した感覚はあまり良くないかな。自力。
<2>大森慶一 油断したわけじゃないが、踏み遅れてしまった。何とかしのいで4着に入りました。決めず。
<3>武藤龍生 1着まではないと思ったが、修正ができたフレームのおかげ。もう少し微調整。佐々木君。
<4>岡村潤 スタートが取れたし自分の仕事ができました。和田君に任せます。
<5>小川勇介 関東へ。
<6>畑段嵐士 3着に入りたかった。きつかった。あと2走悔いのないように走りたい。近畿の3番手。
<7>和田真久留 出る前に仕掛けないと。反応が鈍っていた。体が重いのでケアをしたいです。自力で。
<8>稲垣裕之 (ブロックは)あれが精いっぱい。調子は上向き。気力も湧いてきている。脇本君の番手。
<9>佐々木悠葵 スピード感が良くなかったし、けん制されないように。自力。