【びわこボート G1びわこ大賞注目選手<1>】大上卓人 特別競走Vで水面に好イメージ

2024年09月07日 10:00

ボートレース

【びわこボート G1びわこ大賞注目選手<1>】大上卓人 特別競走Vで水面に好イメージ
2020年にびわこ秩父宮妃記念杯で特別競走を初制覇した大上卓人
 ボートレースびわこの開設72周年記念「G1びわこ大賞」は12日から17日まで開催される。残暑厳しい初秋の湖面に各地から腕自慢が集結する6日間、今回はびわこで確かな実績を残して活躍が期待されるレーサー3人を紹介したい。トップバッターは大上卓人(34=広島)だ。
 今年の大上は2月に地元・宮島のG1中国地区選で準優勝と、まずまずの成績を残していながら「最近の調子は、かなり悪かったです」と近況の結果にどこか物足りなさそうだった。その一方で「宮島(お盆のスポニチ杯)、津(優勝戦が台風の影響で中止)と優出できて、最悪の状態は脱した感じですね」とF休み明けの2節は、ある程度の手応えをつかんだようだ。

 上昇気流に乗って臨むびわこは「秩父宮妃杯記念も勝たせてもらいました」と語るように、2020年10月に行われたG2で4カドから豪快な捲りを決めて特別競走初戴冠を果たした思い出の水面だ。さらには同年のプレミアムG1ヤングダービーや昨年10月のG1・71周年で準優出、22年の秩父宮妃記念杯で優出3着など、立派な戦績を誇る。

 さらには「この時期は水面が荒れるイメージがないし、いいイメージを持って走れます」とプラス思考を抱いているのも心強い。

 来る6日間に向けての意気込みは、こうだ。

 「周年だけでなく、その後にG2の斡旋(10月15~20日の秩父宮妃記念杯)も入ってるので頑張りたい。まずは予選突破を目標にして頑張っていきます」

 過去にSGでの予選突破が4回あるように、秘めたる地力は確かなものがある。縁起のいい湖面で好走を演じて、上位戦線復帰の礎としたい。

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