【三国ボート G2モーターボート大賞】丸野一樹 G2初制覇でSG出場権獲得 地元G1に弾み

2024年09月07日 17:53

ボートレース

【三国ボート G2モーターボート大賞】丸野一樹 G2初制覇でSG出場権獲得 地元G1に弾み
G2初制覇を果たし、優勝カップを手にする丸野一樹 Photo By スポニチ
 ボートレース三国のG2「モーターボート大賞~地区代表戦~」は7日、12Rで優勝戦が行われ、丸野一樹(33=滋賀)が逃げて1着。G2は昨年7月2日の秩父宮妃記念杯(びわこ)以来6回目の優勝戦進出で初優勝となり、SGクラシック(来年3月25~30日、若松)の優先出場権を獲得(特別競走は2022年5月20日のG1鳴門69周年以来7回目、通算では昨年9月28日の徳山以来25回目)。2着に土屋智則、3着は今垣光太郎が入り3連単<1><4><5>は1440円(5番人気)だった。
 「巡ってきたチャンスをつかんで帰ります!!」

 準優勝戦は2号艇だったが1号艇の3人が全て敗れ(10R今垣光太郎、11R土屋智則が2着。12R柴田光はフライング)、予選6位の丸野がポールポジションを獲得。その大チャンスを絶対ものにしたいと覚悟を決めて臨んだのには理由があった。

 「ここの2月一般戦も3月の尼崎G1も優勝戦で飛んだし、殻を破るためにも今回は絶対勝ちたかった」

 今垣が枠より一つ動いて4対2でスタート。カドの土屋がコンマ07でのぞいたが、アジャストしたのか伸びない。攻めたのは3コースの武田光史。「誰かが来たのは分かったけど、全速で回れば大丈夫だと。そんな足に仕上がっていました」。土屋が差してきてヘ先がかかったが、気迫とエンジンパワーで突き放した。

 「初優勝させてもらった好きな水面でしたが、もっと大好きになりました」

 次節の地元びわこG1・72周年(12~17日)には、この勢いを持って参戦する。

 ◇丸野 一樹(まるの・かずき)1991年(平3)8月5日生まれ、京都府出身の33歳。滋賀支部所属の109期生。11年11月6日のデビュー戦(びわこ)で、いきなり1着を獲り脚光を浴びる。16年5月11日、三国で初優勝。19年8月6日のびわこ67周年でG1初制覇(同6V)。同期は大上卓人、島村隆幸、永井彪也ら。1メートル65、血液型A。

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